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口腔に奥行きがなく右頬と首が右側がくっついている感じ

2019年2月25日

相談: (男性)

10年ほど前に詩吟をはじめて,あまりの開口障害の酷さに気づきました。開口が狭いのではなくて,むしろひどく開く。一方で口腔に奥行きがない。右頬と首が右側がくっついている感じ。同じところから右腕も出ているように感じられました。

それで整形外科や耳鼻咽喉科や歯科では「まったく異常なし」と言われました。「気のせい」とまで言われました。是非MRIを撮って欲しかったのですが,「必要なし」と断られてしまいました。

鍼灸整骨院に行くと,「関さん,姿勢が悪すぎるし,全然顎が上がっていないじゃないですか,首も全然回っていない。」と言われて,はじめて自らの症状の酷さに気づきました。耳鳴り,酷い痺れ(常時)も,自ら気づいたのではなくて,指摘されて知りました。

ずっと仰向けで寝るのが辛くて,何故かうつ伏せで寝る習慣になっていましたが,<仰向けに寝ると重力で頬の筋肉が引っ張られて痛い>からだと言うことに気づきました。仰向けに寝た状態で笑うと鼻が痛くて仕方がなかったのです。ずっと体に痺れがあったので気づきませんでした。いつでもしんどいとは思っていましたが,そういえば酷い痺れを常に伴っていました。

その時以来,電車内でも運転中でも,どこでも,歩きながらでも,食事しながらも,人と話しながらもマッサージを続けて,毎日1万回以上,12時間以上,ピキピキ,バキバキ言わせて頬や首の筋肉を伸ばす生活を続けてきました。しかしながら,<一番筋肉が緩むのは大声で歌う時>だと感じられます。週に2,3度,カラオケで10時間ほど歌います。風呂に入ると数時間,ひたすらマーサージ。

毎日緩む筋肉量は多く感じられるのに,筋肉等の張り付きの量が凄まじいのを感じていましたし,頬に感じられる、あるいは,手で握って確認される筋肉の厚みははっきりと減衰しているし,仰向けで寝るのも平気など,劇的に症状は緩和されているし、予想通り,口腔の奥行きはますます小さくなっていますが 一度は口腔の奥行きが無くなって行く感じになるだろうと予想していました,予想以上に年数がかかっています。自ら頬に打つ電子バリなども大変有効に感じられるのに,伸ばすべき筋肉量があまりにも多く,さすがにペースが遅く,耐えられません。

できれば,外科手術をして頂きたいと思っているのですが,どこで見てもらうのがよいでしょうか。「気の所為,異常なし」は,こりごりです。

回答:口腔内科 樋口均也

整形外科や耳鼻咽喉科、歯科では異常がないといわれているにもかかわらず、ご自身では顎や顔面、首の異常を自覚されているようですね。MRIの必要がないということは、全く正常であると判断されているようなので、かなりの差があります。

専門医が異常なしと判断した場合、ご希望の手術を受けられる見込みは全くないでしょう。手術を受けるためには、前提として何らかの異常が見つかり、手術によって改善できる見込みがなければなりません。

症状の原因が見当たらない場合や、原因が見つかっても取り除けない場合は少しでも症状を緩和させることが治療の目標となります。現在ご自身で行われているマッサージやストレッチが適切であるかどうか、専門医に判断してもらうことをお勧めします。

 

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