口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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一年前より舌痛症と思われる症状があります

2017/05/29

相談: (44歳 女性)

一年前より、舌痛症と思われる症状があります。舌がピリピリするのは我慢できますが、半年前より、右上の歯(どの歯かはわかりません)が痛み、近所の歯科へ行って虫歯ありと言われ治療しましたが、我慢できる程度の痛みとか側面がピリピリする感じが続いています。

治療した歯科には、舌痛症ならここでは治療できないと言われました。右上上歯には虫歯治療した親知らずも残っています。他に、6年ほど前に神経を取って、銀歯にしたものも1本あります。体調を崩したときは、この歯が痛いと感じるときは多々ありましたが、その治療をした歯科医師からは様子を見るように言われました。

また、1か月前、バセドウ病と診断されそれに伴う骨粗しょう症でビスホスホネート製剤を服用し始めました、右腕も痺れ(ピリピリした感じ)があり、これも舌痛症と関連しているのか、不安になり調べたところこの相談室を見つけました。先が見えない不安を抱えており、毎日ストレスを感じています。どこに相談したらいいのかわからず、メールしました。よろしくお願いいたします。

回答:口腔内科 樋口均也

一年間持続する舌のピリピリ感については、確かに舌痛症の可能性があります。原因としては、舌の粘膜か舌の神経の異常が考えられます。ドライマウスやカンジダ症、亜鉛不足、貧血などがあると舌の粘膜が荒れ、主に食事中に痛みます。一方、舌の神経に異常がある場合は食事中ではなく、食事以外の時間帯に痛みが発生して持続します。

舌の粘膜に問題がある場合はその原因疾患を治療することにより改善しますが、神経に異常がある場合は抗うつ薬やアセトアミノフェンなどの薬物療法、漢方薬の服用、認知行動療法などを用いた治療を行います。

歯の痛みに関しては歯や歯肉、顎骨の異常だけでなく、筋肉や脳から歯につながる神経に異常がある場合も起こります。前者の場合は歯や歯肉の治療(抜歯を含む)で改善しますが、後者では別の対応が必要となります。

舌と歯の両方について、詳しい検査を受けられることをお勧めします。

 

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