口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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3年生になっても、よだれが止まりません

2017/5/1

相談: (8才 男性)

母です。3年生になっても、よだれが止まりません。口があきっぱなしなので閉めるようにいくら言っても無理です。歯茎と唇の間にすぐ溜まってたれてしまいます。クラスでも嫌がられて悩んでいます。手術でなんとかなるなら受けたいくらいです。治すことは可能ですか?

回答:口腔内科 樋口均也

唇をうまく閉じられずよだれ(流涎)が止まらない症状には、中枢性と末梢性の原因があります。中枢性としては脳性麻痺や脳卒中の後遺症、パーキンソン病、多発性硬化症などの神経疾患が挙げられ、神経内科で治療を受ける必要があります。

一方、末梢性の原因により唇が閉じられない場合は口輪筋の発育不良が疑われ、口輪筋を鍛えるトレーニング法や専用の器具が効果的です。開咬や小顎症など、歯並びや骨格的な異常により唇が閉じにくい場合は歯科の受診をお勧めします。

唾液の飲み込みがうまくできない唾液嚥下障害でも口の中に唾液が溜まり、よだれが溢れ出す場合があり、中枢性の神経疾患、口やのどの腫瘍、炎症、麻痺、先天異常などの原因が考えられます。その他、くいしばり癖やストレスでも唾液が飲み込みにくくなります。

また、鼻炎や副鼻腔炎などで鼻詰まり(鼻閉)があると、口呼吸になるため唇を閉じなくなります。鼻詰まりがある場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

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