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口の乾き、舌の黒色変化、喉のイガイガ感

2017/2/9

相談: (70代 男性)

起床時に口中がカラカラになり、舌表面が黒くなり、最近では喉の奥にイガイガ感があります。以前は上向きに寝ていた為かイビキがひどく、口も開いていたので過呼吸もあつたようです。今は保湿マスクを掛け右向きに寝ているのでイビキは止まっています。

一日中喉奥に違和感があるので龍角散など使っていますが一時的には効いているような感じですが、一時的なものですぐに戻ってしまいます。根本的に治すにはどうすれば良いか。また医者にかかるには何科が良いでしょうか。

近くに歯学部のある大学病院があり診察を受けた事もありますが、うがい薬をもらつただけで以後の変化はなく、症状は良くなりません。

回答:口腔内科 樋口均也

口の乾きと舌の黒色変化、喉のイガイガ感、三つの症状について説明します。それぞれが別の問題であれば個別の対応が必要になりますが、共通の問題から生じている場合もあります。

さて、起床時の口の乾きは誰にでもあるもので、そもそも就寝中は唾液の出が少ないものです。そのため起床時は口が乾き気味になりますが、カラカラということになると過呼吸ではなく口呼吸が疑われます。人間は本来鼻で呼吸するもので、口呼吸では唾液が蒸発して口が乾きやすくなります。イビキをかくと息苦しくなるため、口呼吸しやすい状態になっていると考えられます。

この問題に対しては既に正しく対処されており、保湿マスクを付けて寝ると口呼吸による唾液の蒸発を防止でき、口の乾燥も防いでくれます。仰向けで寝ると舌根が落下してイビキをかきやすくなりますが、横向きに寝ることで改善することが可能となります。

また、舌の表面に黒っぽい舌苔がつく状態を黒毛舌といい、黒色色素産生菌が出す色素により舌が黒くなった状態です。原因は免疫力の低下や鉤背鵜物質の連用、逆流性食道炎による菌交代現症が挙げられます。

喉の奥のイガイガ感については咽喉頭異常感症が疑われ、原因は細菌感染やアレルギー、粘膜の乾燥、ストレス、感覚障害などが考えられます。

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