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親知らずの抜歯の弊害

2016/10/20

相談: (30代 男性)

左奥の親知らずと、7番奥歯が虫歯の状態です。親知らずを抜いた弊害というのを整体の師から伝え聞いており、どうにか抜かずに行く方法を模索しております。実際自分も詰め物が少しおかしいだけで、顔面神経に常に激痛が走り夜も寝れないいう地獄の期間を3,4カ月体験した経験があり、どうにか抜かずに行きたいと思っています。

…その状態を改善しようと何件かの歯科を回ったものの、どこも改善出来ず、最終的に自分の判断で詰め物を完全に除去して頂いた所、激痛が消えました。そのような経験から歯医者にかかる氣になれず、セルフケアでがんばっていましたが、徐々に進行してきました。

既に虫歯になってはいるので、抜くとすれば、歯が神経まで完全に壊死して役割が終えてからにしたい。しかし親知らずのせいで7番が死んでしまうのは非常にまずいと思い、色々調べた結果、親知らずの歯冠部を切り取る手法を知りました。そして近場でひぐち歯科クリニックさんを発見し、技術と経験豊富さと、漢方まで扱われている事、南丹のご出身であることにも縁を感じ相談させて頂いた次第です。

回答:口腔内科 樋口均也

親知らずは歯肉を切開して歯を分割し、骨も削除してようやく抜けるというケースも珍しくありません。術後のダメージも大きく、顔が腫れて口が開きにくい状態が何日も続くこともあります。

親知らずの抜歯の弊害とは、このような術後の症状のことでしょうか。親知らずの根元付近には下顎管という管が骨の中を前後に走行し、中には下歯槽動静脈が入っていますが、抜歯によりこれらの神経や血管が傷付き、麻痺や出血が生じることもあります。

これらの問題を避けるためには、歯冠部のみを歯根から切り離して除去する歯冠切除術を行うと神経損傷などのリスクを回避することが可能です。

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