口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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頬粘膜が白くなっています

2015/11/10

相談1: (43歳 女性)

左親知らずを10年前に抜いています。抜いた場所の横の頬粘膜に白色というより、乳白色の傷痕を見つけました。親知らずを抜いた歯科に行ってみて貰いました。大きさはカタカナのトみたいな形で1cmくらい、口腔外科もしているのですが、スコープで見て、よく見つけたね、何かわからないけど悪いものではない。白板症でもないとのことでした。

。その時は、小学生の時にした矯正の、針金が何度もはずれてささった痕だと思い、気に留めませんでした。私は唇を噛む癖があり、気がつくと一日中しています。その際に左奥歯がその部分に当たっています。

市民病院に昔何かが心配で行ったので、その時にあったか、また、今の状態を見てもらおうと思ったのですが紹介状がないとダメだと言われました。でも、口腔外科の先生は昔の先生という感じで怖くて紹介状なんて言えないです。どうしたら良いのでしょうか。市民病院なのに、紹介状がないと市民が見てもらえません。

回答1:口腔内科 樋口均也

頬粘膜が白くなる病気は幾つかありますが、その多くは粘膜が厚くなって粘膜下の血色が見えにくくなり、本来の薄 桃色が白っぽくなるために生じた変化です。粘膜が白くなる代表的な病気は白板症ですが、他にも扁平苔癖、苦癬様病変、肥厚性カンジダ症、白色浮腫、火傷な どがあり、喫煙の影響で白くなる場合もあります。

口腔外科の先生に「白板症ではない」と言われたようですが、市民病院で詳しく調べてもらうとよいでしょう。

市民病院の多くは地域の診療所と連携し、役割分担して診療に当たっているため、診療所からの紹介状がないと診てもらいにくいシステムです。

口腔外科の先生に市民病院宛の紹介状を書いてもらうのがためらわれる場合は、他の歯科で紹介状を書いてもらうことをお勧めします。

2015/11/13

相談2

おはようございます。ありがとうございます。早速かかりつけの歯科(歯科的医療はいつもこちらです)で紹介状のお願いと、その為に見ていただきました。歯科の先生も、悪いものには見えないと。紹介状の用意はしてくださるそうです。歯科の先生は血管が通っていない部分が集まって白く見えるのかなと。器具で少し触っておられた時、白い部分が少し赤く動いたりしていました。

樋口先生のおっしゃる白くなる皮膚が厚くなるということですが、それは、病気でない場合にも起こることもあるということですか。それとも、そのあとの文にある何かしらの病気がなくては起きない現象でしょうか。

口の中は普段は気にしていないのに、マジマジと見ると想像以上にグロテスクで、何もかもが異常に見えますね。気にしすぎて見すぎても変に気が病みそうですね。

回答2:口腔内科 樋口均也

粘膜が単に白くなるだけということもあります。そのような状態を白板症といいます。白板症は色が白いだけで痛んだり腫れたりするわけではありませんが、まれにガン化することがあると報告されています。

2015/11/13

相談3 

ありがとうございます。結局は、白板症でもなく、心配のない状態で白くはならないということですね。2件の先生がただ白いだけだと思うと言うのが、白板症でもないし。

ということだったのですが、では何なんだと… 白板症でもない、でも、心配のない白いってあるのかと知りたかったのですが、白いとは、心配のない白いはないのですね。

どちらの医師も白板症は否定していました。悪性のものももちろん否定していました。痛くもなく、ふくれても、えぐれてもなく、傷にもなっていない、乳白色です。

予約日はまだですが、市民病院ならなんと言われるのか、不安ですがはっきり何なのか知りたいです。

回答3:口腔内科 樋口均也

ただ粘膜が白いだけであれば白板症ということになります。粘膜が白くなる理由には幾つかのものがあり、その中には特別心配しなくてもよいものもあります。

2015/11/14

相談4 

ありがとうございます。やっぱり理由のつけられない白いものは白板症と分類されるのですね。前がん病変と言われる白板症との診断は怖いです。まだ、予約までに、2週間あります。白板症は、がん化の%が報告会によって差が大きく、そこも不安になる理由です。

・白板症か、心配のない変色かを判断する機械や診察はありますか。ヨードと光を当てるものは探し当てました。

・白板の場合、がん化を避けて切除してしまいたいですが3週間入院のものと当日入院のものと差は大きいのでしょうか。

心配のない白板症と、心配のある白板症の見分ける検査、心配のない白板症は、一生心配のない白い変色ととらえていいのでしょうか。一生持っている人もたくさんいると記載されていました。

・なかなか出てこないのですが、白板症の発生率、白板症患者数などが報告されている機関があれば教えていただけませんか。

・白板症の変化にとらわれる日々は耐えられそうにないので、安心できるまで検査なり何なりしたいと思っています。

特別心配なくても良いものをいくつかを教えていただけますか。口腔外科と歯科の医師が心配ないというほどならば、見過ごされても嫌なので、心配要素は調べて、一便心配なものも全てぶつけて質問したいと思っています。せっかく長い予約期間を待っているのですし。

回答4:口腔内科 樋口均也

既に最初のメールで回答したような病気です。

2015/11/14

謝辞 

ありがとうございます。出来る限りの検査をしてもらいます。

2015/11/16

相談5 

こんにちは、スマホで拝見しますと、ページが表示が変になることがあり、https://www.koku-naika.com/p522Leukoplakia.htmこのページも白板症症例写真がとても小さいです。が、症例写真の、何番は心配のまだない白板症として、載っているものなのでしょうか。

先生の記載に、「粘膜の角化が亢進していること自体は問題ないのですが、角化層深部の粘膜上皮の細胞の形や大きさ、細胞の並び(組織構築)に異常がある場合はガンに変化する可能性があります。」白いだけでは心配はなくて、細胞が変化しているかなのですね。

「ただし、前ガン病変とはいえ白板症の多くはそのまま変化せず、ガン化するケースは少数です。角化が亢進していても、異形成がなければガン化することはありません。また、ガン化の可能性についてはある程度見た目で判断でき、異形成がありそうな場合は病変の一部あるいは全部を切り取り、「生検」という病理組織検査を行います。

とあるので、病院にいった時に、もし、切ってみようとか言われたときは、異形成が、なければ、がん化は、ないということを聞いてみても良さそうですか?切って安心してしまおうと思っていましたが。でも、その時に異形成がなくても、そこは一生異形成の可能性を持たないというわけではなく、今はないというだけなのでしょうか。病院に行ったときに、聞きたいことや知っておきたいことを聞いて、納得して進めていきたいので教えてください。

回答5:口腔内科 樋口均也

白板症は粘膜が白くなる病気ですが、白いということだけでガン化の有無を判断できるものではありません。当サイトの症例写真についても同様で、いずれも「ガン化の心配がない」とはいえません。

粘膜が白いといっても肉眼的にはそれぞれ微妙な違いがあり、その特徴によってガン化の可能性が比較的高いものと低いものがあります。また、場所によっても違いがあります。結局、見た目だけでは判断できないため、ガン化の可能性を疑う場合は組織検査をして確認することになります。ご質問の「異形成がなければガン化はないか」という点についてはその通りです。担当の先生にお尋ねになるとよいでしょう。組織検査の結果、異形成がないことが確認されたとしても、一生異形成の可能性がないというわけではありません。肉眼的に変化が生じた場合は、もちろん再度組織検査をすることになります。

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