口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

電話:072-646-8445

上顎臼歯部に境界明瞭な透過像を認める

2014/7/9

相談: (60歳 女性)

歯の定期検診のレントゲン写真を見てのう胞があるかもしれない紹介状を持って大病院でct検査してください。といわれました。左下親知らずの上の歯はないくらい小さいです。歯ぐきと噛み合わせしてます。親知らずは抜歯したほうがよいのでしょうか?

78に境界明瞭な透過像を認める。パノラマにて無名線の消失もありと書いています。健康で大病院に行くのが不安です。よろしくお願いします。

回答:口腔内科 樋口均也

左側上顎臼歯部の上方に問題があるようですね。上顎臼歯部の歯根が上顎骨に埋まり、その歯根の周囲にのう胞か腫瘍ができていて、境界明瞭な透過像として写っているのでしょう。

上顎骨の内部に上顎洞という空洞がありますが、病変が上顎洞まで拡がり、無名線を圧迫して溶かしている状態であると推察します。

のう胞も腫瘍も自然に治ることはなく徐々に大きくなり、中には悪性の場合もあるため、病変を摘出して病理組織検査を行う必要があります。

手術は犬歯の上の部分を切開し上顎骨に穴をあけて上顎洞に進み、病変を摘出しますが、多くは入院して全身麻酔下で行います。

親しらずは一部しか生えてきていないようが、手術の際に一緒に抜く可能性があります。手術に対して抵抗感が強い場合は、定期的に様子を観察する場合もあります。紹介された病院で詳しい診察を受け、どのように対処するかをよく相談されることをお勧めします。

ページの一番上へ