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歯根端切除術のメリット、デメリット

2010/11/19

相談: (41歳 女性)

歯根のう胞を取り除くために、歯茎から切開してのう胞をきれいにした(歯根端切除?)場合、削った歯茎の骨は、その後どうなるのでしょうか?骨は再生されるのでしょうか?それとも何か詰めもののようなものをすることになるのでしょうか?

また、歯茎からの切開した場合のメリット、デメリットを教えていただきたいです。のう胞が6mmくらいなので、歯根からの治療では成功率は40%で半分だけ抜く形になるかもしれないといわれて、歯茎からの切開をする病院に変えるべきか悩んでいます。

回答:口腔内科 樋口均也

前歯から小臼歯にかけては、歯根端切除術の通常適用範囲内です。削った骨やのう胞によって欠損した骨は時間が経てば元に戻るものの、歯根端切除術自体が100%に近い成功を約束できる治療方法ではありません。骨の再生が少ない、場合によっては再生せずに病変が再発するケースもあります。

しかしながらメリットもあり、冠せ物を作り直さずに済むため1回で終了します。逆にデメリットは腫れなどの症状の出現や、術者により成功率に大きな違いが出る(感染根管治療も同様です)ことです。

まずはじめは感染根管治療を開始し、その後歯茎からの切開を行うという流れが一般的ですが、時間がかかってもよければ、今の医院で治療を受けられてもよいのではないでしょうか。

 

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