蝶形兆候
全身性紅斑性狼瘡(SLE)の特徴的な所見に顔面が赤くなるbutterfly rash(蝶形紅斑)があります。 肝臓や肺の病気でbutterfly sign(蝶形像)や butterfly shadow(蝶形陰影)というの…
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全身性紅斑性狼瘡(SLE)の特徴的な所見に顔面が赤くなるbutterfly rash(蝶形紅斑)があります。 肝臓や肺の病気でbutterfly sign(蝶形像)や butterfly shadow(蝶形陰影)というの…
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Burning Mouth Syndrome(BMS)と舌痛症は同じものとは言い切れませんが、同じとして考えても差し支えないと思います。舌痛症は神経障害性疼痛の一種との考え方が有力となっています。神経障害性疼痛に対しては…
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白板症や紅板症のように発癌リスクがある病変や状態を「前癌病変」「前癌状態」といいます。両者の違いがわかりにくかったのですが、2017年に両者をまとめて「口腔潜在的悪性疾患」ということにWHOがしました。口腔潜在的悪性疾患…
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歯科恐怖の検査法にはDental Anxiety ScaleとDental Fear Scaleがあります。 高度な歯科恐怖の頻度は7.3%~24.3%で、平均約12%です。 過去50年間の歯科恐怖の評価スコアを比較して…
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ロフラゼプ酸エチルはなぜか味覚障害に対してよく効きます。この報告では舌痛症と味覚障害が合併した症例に対してロフラゼプ酸エチルを投与し、1年後にはいずれの症状も完全に消失しました。 味覚障害を伴う舌痛症に対して3本のRCT…
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飲み合わせや副作用にさほど気を使わないで使用できるのが漢方薬のよいところです。漢方薬の副作用がないわけではありませんが、その発症率は低いものです。 偽アルドステロン症 甘草に含有されるグリチルリチン酸の代謝物がコルチゾー…
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倉吉市で整形外科医院を開業されている福嶋裕造先生の論文が2本続けて掲載されていました。福嶋先生は2か月に一度開催される木本塾で整形外科症例を発表されています。この論文の症例も以前に聞いているかもしれません。
器質的な原因が特定できる味覚障害や口臭症に対しては、その問題に対応すれば改善します。味覚障害や口臭症に対して、亜鉛補充療法や歯周治療で改善できることは多々あります。 口臭症に対しても、証ごとに有効な漢方方剤が紹介されてい…
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富山大学、自治医科大学、福島県立医科大学、東海大学、千葉大学、北里大学はいずれも漢方の教育や診療に力を入れている大学です。漢方の四診や方剤選択は治療者によってばらつきが大きく、「暗黙知」の領域であり、規格化することは困難…
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思いっきり筋肉に力を入れて硬直させ、その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させる。この方法を全身の筋肉で順番に行うのが「ジェイコブソンの漸進的筋弛緩法」です。これを短時間で行えるように改良したものが「ウォルピの簡便型筋弛緩法」…
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