中枢性感作症候群に対する薬物療法
一旦痛み過敏が生じると、普通の鎮痛薬(NSAID)では効きません。抗うつ薬や抗けいれん薬が必要となります。 強いエビデンス 2重再取り込み阻害薬(セロトニンとノルアドレナリンの取り込みを阻害する抗うつ薬) …
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一旦痛み過敏が生じると、普通の鎮痛薬(NSAID)では効きません。抗うつ薬や抗けいれん薬が必要となります。 強いエビデンス 2重再取り込み阻害薬(セロトニンとノルアドレナリンの取り込みを阻害する抗うつ薬) …
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痛みに対する過敏反応が痛んでいる局所で生じている場合は末梢性感作といい、脳内や脊髄で生じている場合は中枢性感作といいます。中枢性感作は痛み刺激だけではなく、光、音、香り、ストレスなど、多様な刺激に対して生じます。このよう…
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大臼歯の歯根は一般的に2本や3本と複数に分かれています。上顎の大臼歯の歯根は1~3本で第1大臼歯では3根ある場合が多く、下顎の大臼歯の歯根は1~4本で第1大臼歯は同じく3根ある場合が多いのです。複数ある歯根の二また三つま…
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岡山市の伏見章先生(伏見医院)の研究結果です。慢性腎臓病患者を2グループに分け、西洋医学的集学的治療を行う群と黄耆を1日に6g投与する分を設けました。3か月ごとに検査をしていくと黄耆のグループが有意に改善する結果が得られ…
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12月の研究会も中医学研究会ZOOMで開催されました。尹国有先生の『中医弁証 常見病典型案例評析』の失敗症例の続きです。4月下旬のインフルエンザ症例で、発熱や悪寒、頭痛、浮脈などの表証と食欲不振、枢機不利、寒熱往来がみら…
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歯周病や歯周病に由来する口臭を改善するためには、適切な歯磨き(ブラッシング)が不可欠です。そのためにいかにしてブラッシング指導をするかが要点となります。ブラッシングを可視化する道具に歯垢染め出し液があります。この液を歯に…
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痛みが生じそれが長期に渡って持続すると「恐怖―回避モデル」という悪循環に陥りやすくなります。これは次のように説明されます。痛みが続く間に脅迫的な情報を得たり否定的な感情を覚えたりすると「もう治らないのではないか」と悲観的…
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通常、私たちの上下の歯は食事のとき以外は接触していないものです。たとえ食事中に歯が接触するとしてもそれは瞬間的なことで、その時間を丸1日分合わせてもわずか5分から10分間くらいです。もちろん、普段上下の歯は前歯や臼歯も含…
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歯石を取ったら口臭がなくなる? 歯周病の予防になる? 残念ながら答えはNO!です。 どれだけ歯石を取っても、正しい歯みがきができていなければ、歯石の元であるプラーク(歯垢)はまたすぐにたまってしまいます。 それどころか、…
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粘膜が赤くなっている状態を「紅板症」といいます。白板症は粘膜表面の角化が亢進して白くなりますが、紅板症では粘膜上皮に角化ではない異常が見られ、血管が拡張して赤くなります。紅板症は珍しい病気ではありますが、口腔内で最もがん…
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