唾液腺症
腫瘍ではなく、炎症も見当たらないのに両側の唾液腺が腫脹する病気です。原因は不明ですが、何らかの慢性的かつ過剰な刺激により腺房細胞の腫大、分泌顆粒の増唾液腺加、筋上皮細胞の変性、神経終末の変性が生じるとされています。 唾液…
≫続きを読む
腫瘍ではなく、炎症も見当たらないのに両側の唾液腺が腫脹する病気です。原因は不明ですが、何らかの慢性的かつ過剰な刺激により腺房細胞の腫大、分泌顆粒の増唾液腺加、筋上皮細胞の変性、神経終末の変性が生じるとされています。 唾液…
≫続きを読む
唾液腺の腫脹を繰り返す病気の一つに、クスマウル病(Kussmaul Disease)があります。腫脹している唾液腺を押すと、導管の開口部から線維素の塊が排泄されて導管に溜まって詰まり、唾液が流出できなくなると唾液腺が腫れ…
≫続きを読む
顎骨に生じる腫瘍に好酸球肉芽腫があり、白血球の一種である組織球の周りに好酸球が多数集まる組織像が見られます。中でも顎下部など軟組織に見られるものを軟部好酸球肉芽腫症といい、発見者の名を取って木村病と呼ばれています。 木村…
≫続きを読む
リンパ球や類上皮細胞が多数集まった「肉芽種」が多発する病気です。原因は不明ですが、何らかの細菌感染によりリンパ球のT細胞やマクロファージが刺激され、肉芽組織が出来ると推察されます。唾液腺の他、肺や心臓、肝臓、腎臓、皮膚、…
≫続きを読む
アミロイド-シスとは 線維状のアミロイドタンパクが細胞間の組織に蓄積する病気をアミロイド-シスといいます。全身性アミロイド-シスでは腎不全、心不全、 不整脈、食欲不振、巨舌、顎下腺の腫脹、下痢といった症状が生じます。アミ…
≫続きを読む
扁平苔癬は病変部を組織採取し、病理組織検査をすることで診断が確定します。病理組織像の特徴は以下の通りです。 表層の過角化症 粘膜上皮の角化が亢進して厚くなることにより、粘膜が白くなります。角化が亢進する理由ははっきりして…
≫続きを読む
松下先生の「神経を温存する虫歯治療」の動画をアップしました。 通法通りに虫歯を取ると神経が露出し神経を取らないといけなくなる可能性があるので、神経に近い虫歯の部分に薬を塗布し数か月間殺菌と歯の強化を行ったのち残りの虫歯を…
≫続きを読む
ガンが広範囲に及ぶ場合、治すというよりむしろガンを萎縮させて患部の苦痛を和らげる目的(緩和ケア)で、放射線治療がよく行われています。放射線 によって唾液腺が損傷を受けることにより、お口の中が乾燥して虫歯などのトラブルが発…
≫続きを読む
心は神明を主る 「神」にはさまざまな意味合いがありますが、一言でいうと正常な脳の働きをさします。神明に問題が生じると動悸、不眠、多夢、健忘、心 煩(五心煩熱)、意識障害、精神障害が生じます。神の物質的基礎は血(心血)であ…
≫続きを読む
ほとんど全てのケースで手術療法が中心になります。しかしながら、進行してしまったガンは手術だけで治すことは難しく、放射線治療や抗ガン剤を使っ た化学療法を組み合わせた治療を行うことになります。また、初期のガンで手術後に重い…
≫続きを読む