小腸の清濁泌別失調
口から摂取した水穀の精は小腸で清(水液)と濁(糟糠)に分別(泌別)されます。飲食の不摂生から脾胃虚弱となるとこの泌別作用が損なわれます。その結果、下腹部の鈍痛、腹鳴、下痢、排尿困難、口角炎、が生じます。治方は補気健脾・理…
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口から摂取した水穀の精は小腸で清(水液)と濁(糟糠)に分別(泌別)されます。飲食の不摂生から脾胃虚弱となるとこの泌別作用が損なわれます。その結果、下腹部の鈍痛、腹鳴、下痢、排尿困難、口角炎、が生じます。治方は補気健脾・理…
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咳をするたびに放屁します。舌色は淡紅で、舌苔は薄白、細緩の脈を触れます。治方は緩急止咳であり、芍薬甘草湯を用います。
小腸の寒凝気滞であり、絞るように痛み、腹脹し、腹鳴します。放屁して排気すれば症状は治まります。逆に憂思悩怒で症状が悪化します。陰嚢疝痛が生じる場合もあります。治方は行気散寒止痛で導気湯、烏苓通気湯を用います。  …
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6月の「症例で学ぶ中医学講座」は小腸の弁証でした。毎回、講義の合間に話がそれて、木本先生が治療している症例が紹介されます。 4月20日に中国から中医師がやって来たということです。乳癌の末期で腋下リンパ節や頸部のリンパ節が…
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木本クリニックで処方された漢方薬を飲み続けたおかげで、20代の頃から続く頭痛がほとんど起こらなくなりました。しかし、耳詰まりとゲップが続くようになりました。 最新の処方は麻黄湯、麻黄附子細辛湯、疎経活血湯、呉茱萸湯、葛根…
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慢性の痛みワークショップを主催するのは認定NPO法人いたみ医学研究情報センターです。理事長の三木健司先生(大阪大学疼痛医学講座)が「補償体系・疾病利得の評価」について解説されました。三木先生の解釈では疾病利得や詐病といっ…
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金曜日、土曜日と日本疼痛学会に参加したのに引き続き、日曜日は大阪市で開催された「第12回慢性の痛みワークショップ」に参加しました。各講師が慢性痛の特徴や治療法について解説し、毎回途中で「ざわめきタイム」が挿入されました。…
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集計期間 2005年〜2009年2月 414名の630本の親知らずを抜歯しました。 親知らずを抜歯した部位 下顎よりも上顎の親知らずを多く抜歯しました。下顎の親知らずは上顎と比べて術後の腫脹が生じやすいため、抜歯を回避す…
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外国の名作を読んでいるとサモワールやパーコレーターといった喫茶道具が登場します。文字では何度も目にするのですが、UCCコーヒー館で初めて実物を見ました。パーコレーターはポットの内部に挽いたコーヒー豆を入れる穴あきのかごが…
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日本疼痛学会の会場からUCCコーヒー館が間近に見えていました。博物館があれば立ち寄らずにはいられないため、総会を抜け出して見学しました。コーヒーは各地の豆が持つ酸味や苦みの特徴を組み合わせてブレンドするものだと思っていま…
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