歯科金属アレルギー患者の心身医学的背景
歯科金属アレルギーを長年患っている患者は自律神経失調症状を示すことが多かったという報告です。また、初期ストレスは強くなくて、慢性ストレスが強いという結果が得られました。体の不調と心の問題が関連しあっているという心身症…
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歯科金属アレルギーを長年患っている患者は自律神経失調症状を示すことが多かったという報告です。また、初期ストレスは強くなくて、慢性ストレスが強いという結果が得られました。体の不調と心の問題が関連しあっているという心身症…
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歯科心身症の内訳は舌痛症が最も多く、口腔異常感症、非定型歯痛がこれに次いでいました。年齢別では60代が多く、性別では女性が多いという結果でした。うつ病や強迫障害といった病気で精神科の治療を受けた割合は40%でした。頭痛が…
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漢方医学に学ぶ口臭治療素材の探索研究 口臭学会の実行委員長は近畿大学薬学部の松田秀秋教授でした。基調講演は松田先生の「漢方医学に学ぶ口臭治療素材の探索研究」という内容でした。 松田先生は漢方薬に用いる生薬の薬理作用を研究…
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咬合違和感症という病気があります。歯の噛み合わせが気になって仕方なく、被せ物を何度、作り直してもいつまでもよくならない病気です。別名「Phantom Bite Syndrome」といわれ、実際には存在しない理想的な噛み合…
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咬合違和感の脳神経学:高次脳機能計測による診断・治療の可能性について、明治大学理工学部の小野弓絵准教授が講演されました。脳機能を調べる手段として、近赤外線分光法(NIRS)を用いることで、脳の皮質の活動を測定できます。そ…
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口腔外科医と精神科医が精神科リエゾンコンサルテーション歯科外来で一緒に診察した舌痛症34症例が報告されました。精神科の診断名は心気症、鑑別不能型身体表現性障害 、痛性障害、うつ病などでありました。 舌痛という自覚症状のみ…
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呼気は鼻で吸い、呼気は吸気の2倍以上の時間をかけて腹式呼吸で吸うという呼吸法の効果を研究されました。効果の指標として、唾液のアミラーゼ活性、動脈血酸素飽和度(SPO2)、 収縮期血圧、心拍数が呼吸法の前後に測定されました…
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口臭学会の特別講演で中部大学の近藤孝晴教授が呼気分析について解説されました。糖尿病や乳糖不耐症、肝硬変、肺癌といった病気が呼気を分析することで診断できます。呼気中のガスと細菌や病気との関連は次のようなものがあります。 水…
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口臭学会の教育講演で岡山大学歯学部予防歯科教授の森田学先生が「硫化水素が歯周組織に及ぼす影響」について、最新の研究成果を発表されました。硫化水素は口臭の代表的な臭気ガスです。生理的口臭では硫化水素が、病的口臭ではメチルメ…
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開業した時点より口臭治療を開始し、今年で10年目に突入しています。その間に治療を受けられた患者さんの検査結果を集計して発表しました。 糖尿病や貧血などの血液検査とは違って口臭の場合は今のところ正常な範囲がはっきりとは定ま…
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