臨床談話会
大阪大学歯学部同窓会が主催する臨床談話会は長年、大阪大学吹田キャンパスにある歯学部の記念会館で土曜日の午後に開かれていました。受講者の利便性を考えて日曜日の午前に変更され、会場も記念会館に加えて大阪市内の中之島センターで…
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大阪大学歯学部同窓会が主催する臨床談話会は長年、大阪大学吹田キャンパスにある歯学部の記念会館で土曜日の午後に開かれていました。受講者の利便性を考えて日曜日の午前に変更され、会場も記念会館に加えて大阪市内の中之島センターで…
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赤野弘明先生の講演は「最前線」という題ですが、研究中や日本に入って来ていない材料の紹介はなく、現在日本で臨床家が使用可能なものばかりでした。赤野先生も言及されていましたが、本来の講演目的は既存の材料を実際に使ってみての再…
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松下健太 高田歯科は神戸三宮駅の駅前の大変便利なところにあります。 待合室は大変きれいで落ち着いた雰囲気でした。 高田先生は大変親切な先生で私の質問に丁寧の答えていただきました。 まず驚いたのは、先生の直接覆髄法によるす…
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大塚敬節(1900-1980)が自身の高血圧症とそれによる眼底出血を治療するために創製した方剤です。四物湯に釣藤鈎、黄耆、黄柏が加わったもので、釣藤鈎は鎮痙、鎮静作用、黄耆は血行をよくする作用、黄柏は清熱、健胃作用があり…
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四物湯に甘草、艾葉、阿膠が加わった方剤が芎帰膠艾湯です。艾葉はヨモギの葉のことで止血作用があり、阿膠はロバの脂をゼラチン状にしたものでこちらも止血作用があり、組織修復を促進する働きもあります。 この方剤は冷え性で血虚があ…
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血虚に対する基本方剤が四物湯です。補血作用がある当帰、川芎、芍薬、地黄の四味の生薬から構成されたシンプルな方剤です。四物湯には先行する方剤があり、金匱要略という古典に記載された芎帰膠艾湯から甘草、艾葉阿膠を除いたものが四…
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「血」とは血液、リンパ液、髄液、胆汁などの液体成分以外に精子、卵子など人体を構成し生命活動を維持する全ての栄養成分のことを指す概念です。この「血」が不足し、衰弱した状態を指します。 血虚の具体的な症状は記憶力低下、はげ、…
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めまいは水毒により生じるとされます。立ちくらみ、回転性めまい、身体動揺感によって用いる方剤が異なります。 立ちくらみには苓桂朮甘湯を用います。似た生薬構成の苓姜朮甘湯は下半身の冷えとむくみに用いますが、苓桂朮甘湯の場合は…
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痰の分類 痰には痰飲、懸飲、溢飲、支飲の4種があります。 痰飲は脾胃の働きが低下して腸管からの水分吸収が不十分となり、胃に溜まる痰のことです。過剰飲酒などで引き起こされ、胃内停水や血液がドロドロになるといった症状が現れま…
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TAO東洋医学会は2か月に一度、大阪大学中之島センターで開催されます。今回は参加者が多かったようで、センターで最大規模である9階の佐治ホールが会場となりました。午前の邵輝先生の講義は少陰病のはずだったのですが、なぜか水毒…
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