痰湿阻肺
脾虚が原因で痰湿が肺を塞いだ病態です。咳痰が多く切れやすく、喘息や胸痛、悪心が生じます。舌診では白膩苔がみられ、脈は玄で滑です。風寒の場合は麻黄湯を用い、風熱の場合は荊芥連翹湯を用います。
脾虚が原因で痰湿が肺を塞いだ病態です。咳痰が多く切れやすく、喘息や胸痛、悪心が生じます。舌診では白膩苔がみられ、脈は玄で滑です。風寒の場合は麻黄湯を用い、風熱の場合は荊芥連翹湯を用います。
私の同級生の平野裕之先生は基礎と臨床の教室での研究やアメリカ留学を経験し、現在は開業医として働いています。日本歯科医師会の学術委員として昨年9月にバンコクで開催された国際歯科連盟(FDI)の年次総会に出席しました。総会で…
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私の同級生の島山佳則先生は大学を卒業後に厚生労働省に就職し、行政一筋の人生を歩んでいます。現在は厚生労働省医政局歯科保健課長の職にあり、歯科関係全般の最高責任者です。 中央官庁のお仕事は段取りが重要であり、プレゼンテーシ…
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大阪大学歯学部解剖学教室の加藤隆史先生が基礎研究者の日常や考えをお話しされました。解剖学という臨床からかなり離れた研究室に所属している先生ですが、睡眠の研究家でもあり、睡眠障害などの臨床にも携わっているということです。 …
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佐々木優美先生が女性の立場から歯科医師の仕事を続けていくことの難しさややりがいをお話しされました。佐々木先生は知り合いの歯科医院でパートとして診療し、夫の歯科医療法人の経理などを担当し、歯科医師国家試験予備校の講師も勤め…
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顎骨に生じる腫瘍で好酸球肉芽腫というものがあります。この病気では組織球という結果外の組織に見られる白血球の一種の周りに、好酸球という白血球が多数集まっている組織像が見られます。顎下部などの軟組織に見られるものは軟部好酸球…
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リンパ球や類上皮細胞が多数集まった「肉芽種」が多発する病気です。原因はよくわかっていませんが、何らかの細菌感染によりリンパ球、特にT細胞やマクロファージが刺激され、肉芽組織が出来上がるようです。唾液腺以外に肺、心臓、肝臓…
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シェーグレン症候群は自己免疫反応により徐々に外分泌腺が破壊されます。唾液や涙の出が多少悪くなってもなかなか気が付きにくいため、発症してもすぐにはわからず、知らぬ間に進行していっていると考えられます。 進行の順序を以下の3…
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唾液腺が腫れるさまざまな病気について、東京女子医大耳鼻咽喉科の吉原俊雄教授が講演されました。吉原先生はドライシンドローム学会でドライノーズを担当されていて、以前に東京でお話を聴いたことがあります。今回はサルコイドーシスや…
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涙腺や唾液腺、腎臓、前立腺、後腹膜、大動脈、脳硬膜、下垂体など全身の臓器が腫れるのはリンパ球やIgG4を産生する形質細胞が浸潤して線維化するためです。この反応を抑えるにはステロイド(副腎皮質ホルモン)を用います。ステロイ…
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