
左側下唇とオトガイ部の痛みと痺れの原因がなかなか判明しなかった症例です。原因不明としてメコバラミン、ATP、ミロガバリンの内服と星状神経節ブロックが継続されました。しかし、痺れが強くなり痛む範囲も拡大していきました。その…
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左側下唇とオトガイ部の痛みと痺れの原因がなかなか判明しなかった症例です。原因不明としてメコバラミン、ATP、ミロガバリンの内服と星状神経節ブロックが継続されました。しかし、痺れが強くなり痛む範囲も拡大していきました。その…
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シナプスに存在し、持続時間が長い興奮性シナプス後電位を発生させるNMDA受容体は、慢性疼痛の成立に大きな役割を果たしています。グルタミン酸受容体であるNMDA受容体は、安静時にはMgイオンによってチャンネルが閉じられてい…
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口腔顔面痛に対してアミトリプチリン、アセトアミノフェン、カルバマゼピン、デュロキセチン、プレガバリン、ロキソプロフェンが使用されたにもかかわらず効果がなかった3症例です。いずれもケタミンを点滴して改善しました。ケタミンは…
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慢性郎痛に対する治療薬の1種類として抗てんかん薬であるガバペンチン、プレガバリンが使用されてきましたが、2019年にミロガバリンが加わりました。痛みの信号は末梢から中枢へとしナップスを介して伝達されます。シナプスに存在す…
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岡山市立市民病院産婦人科主任部長徳毛敬三先生の症例報告です。がん性腹水に対して五苓散は効果がありませんでした。柴苓湯と越婢加朮湯に切り替えると腹水が減少しました。 卵巣は特定の臓腑に属するとは言いにくい臓器です。この症例…
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血瘀は王清任(1768~1831年)により体系化された概念で、体内の血液が一か所に滞ることで種々の障害をきたすことを指します。血瘀を改善するのが駈瘀血剤であり、気の上衝を下げる働きもあります。駈瘀血作用がある生薬は桃仁、…
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5月の中医学研究会で慢性気管支炎の治療例を学びました。五行理論で土は脾、金は肺を指します。慢性気管支炎は肺の病気ですが、脾虚を放置すると肺の病気が治らなくなることを示した症例です。 肺は呼吸により外界の清気を取り込みます…
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ストレスが唾液分泌量を低下させ、口臭につながることを紹介しましたが、薬によって唾液分泌量を低下させても口臭が強くなることを示した実験結果です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対する治療薬に長時間作用性吸入気管支拡張剤のグリ…
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ストレスが口臭を引き起こすことを示した実験結果です。ブラジルの歯科学生71名について、生化学の試験を受ける前後の唾液分泌量と口臭の変化を測定しました。実験には男性24名、女性47名の学生が参加しています。実験の結果、スト…
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2010年にこの論文を読んだ際にはβ-ガラクトシダーゼに関する知識がなかったのですが、その後の口臭学会で紹介されてその働きが理解できました。今回のEBAC合同研修会で詳しく聞けたので、さらに理解が深まりました。 β-ガラ…
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