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大阪府HIV感染者等歯科診療連携体制構築事業

症状・病態 2026年02月02日

歯科治療を断られることがあるというHIV感染者の声を受けて、大阪府と大阪府歯科医師会が受け皿づくりをしています。当院は協力歯科診療所となっていて、何名かの患者さんの治療を行ってきました。

大阪府歯科医師会主催の研修会に参加しました。白野倫徳先生(大阪市立総合医療センター感染症内科)は「HIV/エイズの現状・基礎知識と血液曝露後予防」と題して講演されました。針刺し事故の感染リスクはHIV感染者からが0.3%で、HBS抗原陽性B型肝炎患者からの30%と比べると100分の1と低い確率です。HIV感染者は治療を受けて感染リスクがないと言える人が多いため、自分がHIV感染者とわかっていない不特定多数の歯科患者からHIVを感染するリスクがこの程度あるということなのかと聞いていました。

実際に針刺し事故を起こしてしまった場合は、HIVを感染するリスクがありそうなときに限って予防薬を28日間内服します。内服は2時間以内に開始できれば理想的です。

予防薬 逆転写酵素阻害剤    TDF/FTCもしくはTAF/FTC
    インテグラーゼ阻害剤  RALもしくはDTG

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