関根嘉香教授(東海大学理学部化学科)の教育講演です。皮膚からはさまざまな有機化合物や無機化合物が放出されていて、その分析をされています。
エネルギー物質である炭水化物、タンパク質、脂質の代謝生成物
腸内細菌による分解生成物
皮膚表面における生物的・化学的な反応生成物
経口・吸引暴露により摂取した外因性化学物質
PATM(People Allergic To Me)と呼ばれる症状の研究成果についても解説されました。自分の体臭が周囲の人たちにアレルギー様症状を引き起こすと訴える人たちがいます。このような人たちからはトルエンやキシレン、メチルメルカプタン、ヘキサなーるなどの周期物質が放出されていました。
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