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陽明病の下法

症状・病態 2022年08月09日

風邪やインフルエンザを引き病邪が胃腸(裏)に入ると陽明病になります。この時期には胃腸に熱が籠り、便秘になります。陽明病の治方は大承気湯や小承気湯を用いて排便させることで胃腸の熱を取り、病邪を追い出すことです。これを下法といいますが、陽明病期であっても下法を行ってはいけない場合があります。
悪寒・発熱を伴う場合
この場合はまず桂枝湯類で発表させ、病邪を体表から追い出します。
胸脇苦満、嘔吐、白苔を伴う場合
この場合は小柴胡湯を用います。
太陽病、少陽病、陽明病が合併している場合
この場合は百虎湯を用います。
顔面紅色の場合
陽明の経脈に邪があるので下すと脾の運化機能が減退して湿熱を生じさせてしまいます。この場合は桂枝湯類を用います。
胃寒の場合
消化吸収が低下している場合は下すと嘔吐します。
心下硬満の場合
痛みがない場合に下すと下痢が止まらなくなり、死に至ります。

 

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