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粘表皮癌に対する代替療法

メール相談 2013年11月18日
【相談者】2012年2月28日  女性
粘膜表皮癌になり3回の手術を受けました。1998年が最初でそれから2006年、2011年です。今回は高悪性度のもので左頬の一部と下顎骨筋突起の3分の2を切除。一応全摘できましたがまた出来るのではと不安で一杯です。代替療法のお勧めがありますか?
 
 
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
左 側耳下腺に粘表皮癌が生じ、耳下腺を含めた切除後も2度再発し、切除範囲が拡がっていったのでしょう。粘表皮癌は比較的悪性度が低くおとなしい癌です が、悪性度の高い一部分が周辺に潜んでいたために再発したのでしょう。二度の再発で性質が変化し、再発や転移の恐れが高まっている状況であると推測しま す。 再発や転移を防ぐために放射線照射や抗癌剤を用いた化学療法を併用する場合がありますが、これらの治療は免疫力を低下させ、かえって再発 や転移を生じやすくする懸念も持たれます。
一方、免疫力を高めるための代替療法は幾つもありますが、その基本は 不規則な生活を改めて抵抗力を高めることで す。つまり、規則正しい生活(早寝早起き)を行いながら暴飲暴食を避け、玄米菜食を意識的に取り入れることなどをいいます。また、原則としてタバコは厳 禁、飲食量は控えめにし、適度な運動を心がけましょう。
 

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