八千代病院痛みセンター長で精神科医である平林万紀彦先生の講演です。慢性痛に対しては手始めに薬による治療を試みます。薬でよくなれば一安心で、あとはいつまで薬を続けるのか、薬をやめた後はどうなるのかを診ていきます。しかし、薬がしっかりと聞くとは限りません。そのような場合はいろいろと治療に悩むことになります。 患者の求めのままに痛み緩和を目指すと多剤併用リスクが高まる 鎮痛目的の薬剤は単剤を基本とする 痛みの半減が得られれば十分な薬効である