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陽明病の治方

学会・研究会 2017年11月29日

陽明病の経証
風寒の邪気が陽明経に侵入した初期の段階です。発汗があって悪寒がない場合は承気湯類を用います。発汗があって悪寒もある場合は桂枝湯を用います。発汗がない場合は葛根湯を用い、症状が強ければ麻黄湯を用います。
陽明病の熱証
裏熱が盛んであるが実が形成されていない段階で白虎湯を用います。熱が盛んだが気陰両虚がある場合は白虎加人参湯を用います。
陽明病の寒証
胃腸の陽気が不足している状態で食欲減退が生じます。治療には呉茱萸湯を用います。
陽明病の蓄血証
経脈を離れた血が排出されずに停滞して瘀血が生じている状態です。治療には抵当湯を用います。
陽明病の湿熱証
津液の損傷がない場合は熱と湿が結合して湿熱が生じます。治療には茵蔯蒿湯を用い、湿熱が三焦に停滞している場合は梔子柏皮湯を用います。

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