薬の治験は何段階も人を使って行われます。リグロスの治験でも第3相試験を経て、新薬承認申請がなされました。申請とは別に類似の材料であるエムドゲインとの比較試験(非劣性試験)も行われました。両者は同じような働きがありますが、リグロスは薬であり、エムドゲインは薬としては認められていないという違いがあります。 無作為化比較試験の結果、リグロスはエムドゲインよりも歯槽骨の再生量が大きいことが明らかとなりました。