9月4日に大阪大学中之島センターで開催されたTAO東洋医学研究会に参加しました。漢方薬の飲み比べは麻杏甘石湯と朮附湯でした。麻杏甘石湯は麻黄、杏仁、甘草、石膏で構成され、風寒の邪が裏に入って熱が生じた場合に用います。朮附湯は蒼朮と附子で構成され、寒湿を除く方剤ですが、桂枝加朮附湯、葛根加朮附湯、越婢加朮附湯といった合剤で用いるのが一般的です。