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表層下脱灰

学会・研究会 2015年04月10日

虫歯は虫歯菌(ミュータンス菌)が出す酸で歯が溶けて穴が開いた状態です。虫歯の初期の段階では歯が溶けてもろくなりますが、この段階ではまだ歯の表面に 穴は開きません。このように内部のカルシウム分が少なくなって弱くなっている状態を「表層化脱灰」といいます。さらに脱灰が進むと、やがて薄くなった歯の 表面が崩れて穴が開き、内部の虫歯が見てわかるようになります。表層化脱灰の段階ではエックス線写真に異常が写らず、見つけるのが容易でないのです。

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