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骨粗鬆症の薬で生じる顎骨壊死   

骨粗鬆症
日本人の1割に当たる1280万人が骨粗鬆症に罹患しています。この病気にかかっている人のうち2割しか治療を受けていないのが現状で す。骨粗鬆症は閉経後の女性に生じやすく、治療を受けずに放置すると背骨(脊椎)に多発骨折が生じます。骨折してもあまり痛まず、知らぬ間に背中が曲がっ てきます。その結果、肺が圧迫されて膨らみにくくなり、呼吸器の病気にかかりやすくなります。

 

また、軽く転倒しただけで股関節の骨折(大腿骨頸部骨折)が生じ、年間15万人が寝たきりになっています。その結果、認知症や肺炎が継発しやすく、骨粗鬆症は健康寿命を縮める大きなリスクとなります。
ビスフォスフォネート製剤
骨粗鬆症の治療薬は何種類かありますが、ビスフォスフォネート製剤が一般的によく用いられます。ビスフォスフォネートを用いることで脊椎のドミノ骨折や大腿骨頸部骨折が顕著に予防できることが確認されています。
ビスフォスフォネート製剤にはボノテオ錠のように1か月に1度だけでよい薬もあり、飲み忘れを防ぎ、確実に効果を得やすくするものもあります。
妊娠性エプーリスの場合は出産後に自然に消失する場合があります。そのため、妊娠中は様子をみることに留めます。
 

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