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親知らず抜歯の注意点は?

症状・病態 治療法 2013年09月09日
激しい運動や長時間の入浴、飲酒は控えましょう。出血や痛み の原因となるため、血行を促進したり、傷口を手や舌で触れて刺激を与える行為は避けてください。また処方された薬、特に化膿防止のために出される抗生物質 は必ず指示通りに服用し、全てを飲み切るようにしましょう。痛み止めは、痛くなりそうなときにあらかじめ服用しておくのが効果的です。
 
【親知らず抜歯後のトラブルにはどんなことがあるの?】
抜 歯後に一番多いトラブルは、歯槽痛(ドライソケット)と呼ばれるものです。これは、抜歯の後だんだんと症状が軽快していたにもかかわらず、何日かしてから 抜いた箇所がズキズキと痛み出します。通常、抜歯後の穴は血餅という血の塊で満たされ、それが肉となって穴がふさがっていくものですが、その血の塊がごっ そりと取れてしまい、骨がむき出しになって痛むのが歯槽痛です。特に下顎の親知らずに起こりやすいといえますが、予測は困難なのです。処置としては傷口に 軟膏のガーゼを詰めて蓋をし、抗生物質や消炎鎮痛剤などを投与して傷の回復を待ちますが、軟膏ガーゼによって痛みは大幅に軽減します。
 

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