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群発頭痛

症状・病態 2019年07月16日

群発頭痛とは、一度痛みが起こり始めると1〜2ヶ月間毎日のように、かつ決まった時間に1〜2時間にわたって続く頭痛をいいます。その期間が過ぎれば、1〜2年間は痛みから解放されて平穏な生活をおくることができますが、困ったことにまた同じような頭痛が発症するのです。個人差はあるものの、よく見られるケースではたとえば春先や秋口などの季節の変わり目に始まり、一定の期間(2週間〜2ヶ月間)は毎日痛みが続き(群発期)、半年から2〜3年経過後にまた同様の痛みに悩まされるというものです。従って、群発地震のようにある期間に集中して頭痛が起こることから、群発頭痛と名付けられました。しかしながら、群発頭痛は片頭痛や緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)と比べると認知度が低く、あまり知られていないため、専門医以外では片頭痛と誤って診断されるケースが珍しくありません。
また、女性に多い片頭痛とは対照的に群発頭痛は20〜40歳代の男性に発症しやすく、患者数は女性の4〜5倍ともいわれています。症状としては、まずどちらか片方の目の奥や周囲にあらわれ、
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