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線維性異骨形成症

メール相談 2017年06月02日

【相談者】2015年12月20日  S.K
先日、病院で左下顎の線維性異骨形成症と診断されました。痛みもなく機能的に問題もないのですが、やはり顔のことなので気になってしまいます。審美的な理由での手術は可能なのでしょうか?
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
線維性骨異形成症は骨がうまくできず、内部が線維組織に変わってしまう病気です。結果的に変形や骨折、痛みが生じる場合もありますが、はっきりとした症状が出現していない場合はそのまま放置しておいても差しつかえありません。
審美的な理由と書かれていますが、骨の変形が目立ってきているのでしょうか。その場合は手術により病変部分の切除や減量を行うことが可能ですが、手術は顎骨成長後が望ましいため、現時点では時期尚早ということになるでしょう。

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