ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

白板症 症例(口腔ガン)

学会・研究会 2017年08月30日

50代 男性
主訴
舌の先が白くなっている。

現病歴
3か月前に舌の先が白くなっていることに気付いた。痛みはどはなかったためそのままにしておいたが、いつまでたっても変化なく、舌ガンではないかと心配になり、来院した。
口腔内所見
舌先部に白色病変を認めた。病変は平坦で弾性軟境界明瞭であった。
治療経過
初診時に舌の病変を切除した。組織学的検査で白板症と確認できた。
病理組織学的所見
Tongue,submitted:Consistent with leukoplakia(舌白板症)
「検体は、表面をparakeratosis、不規則なacanthosisを示して肥厚した重層扁平上皮に覆われた組織です。上皮の所々には、granulosisも認められます。Leukoplakiaとして矛盾しない所見です」
写真等はこちらをクリック
http://www.koku-naika.com/p1692leukoplakia.htm

ページの一番上へ