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模擬面接

学会・研究会 2015年09月25日

認知行動療法の面接法を学ぶために模擬面接の実習をしました。クライアント役は関西学院大学の学生(大学院生?)が務めました。自分の家庭の嫁姑問題(母と祖母)の詳しく説明してくれました。あまりにも詳しかったので、てっきり自分の悩みだと思って聞いていたのですが、実は友人の悩みだったと後で知りました。
最初のセラピスト役は患者の悩みを詳しく聴き取って行きました。クライアント役もセラピスト役もくじ引きで決めたのですが、セラピストは大学教授が務め、所定の10分間でとても効率よく必要な情報を引き出していて勉強になりました。クライアント役の学生も併せてうってつけの役が偶然割り振られたようです。
2番目のセラピストに変わり、次の10分間で解決策につながる展開を行うこととなりました。ここから悪戦苦闘が始まり、次々と4人のセラピストが挑戦しましたが、討ち死にしてしまいました。最後に今回の講師の先生が登場し、鮮やかに問題点を整理して示し、実現困難な解決策や実現可能な解決策を提示し、クライアントが自主的に解決策を模索してみるホームワークを出すところまで一気に進めました。
即席の課題に対する洞察力と面接を進行させる手際のよさに感動を覚えました。
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