松原貴子教授(神戸学院大学総合リハビリテーション学部)の講演です。顎関節症では顎関節周りの運動で痛みが改善しますが、患部とは関係なく全身の有酸素運動が患部の痛みを軽減させてくれます。これを「運動誘発性の痛み抑制」(EIH:exercise-induced hypoalgesia)と言い、運動により幾つかの物質が分泌されることにより鎮痛効果が発揮されます。具体的にはβエンドルフィン、マイオカイン、カンナビノイドです。
https://www.kobegakuin.ac.jp/gakuho-net/infocus/2019/02.html