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心理教育

学会・研究会 2017年12月04日

口臭症、口腔顔面痛、咬合異常感症に対して認知行動療法は有効な治療法です。ただし、治療に取り入れるためには患者さんに認知行動療法を受け入れてもらう必要があります。これは決して簡単なことではありません。
患者さんの要求は今ある症状や悩みの解決ですが、それらと認知行動療法とを結びつける必要があります。その方法こそが心理教育であり、認知行動療法に先立って実施するものです。心理教育によって患者さんが治療の効果に期待を抱くようになると、ようやく系統だった(構造化された)治療を開始することができます。

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