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実証と瀉法

学会・研究会 2012年11月20日

TAO東洋医学会での長瀬先生の講義は「実証と瀉法」でした。


 
漢方の弁証では脾胃気虚なのに胃熱があるとか、陰虚なのに痰湿があるとか、虚証なのか
実証なのかわかりにくい状態が多々あります。このような複雑な状態にも幾つかの種類が
あるようです。
虚実錯雑
実証転虚
陰虚致実
虚実の真仮 真実仮虚 真虚仮実
邵輝先生の講義は「表象と裏証」でした。
体表には衛気という陽の性質を持つ気が循環して外邪が侵入しているのを防いでいます。
葛根湯が衛気の力を奮い起こして体を守る様を邵輝先生は南禅寺の枯山水の砂模様に例えて
説明されました。

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