ゴマノハグサ科の地黄の根茎を乾燥させて生薬としたものです。「陰」を潤し「血」を養う効果があり、補血剤の代表です。地黄をそのまま乾燥させたものを「生地黄」、蒸した後に乾燥させたものを「熟地黄」といいます。前者は補血作用、後者は滋陰作用が強いとされます。