大会長の由良教授がライフワークであるヘルペスウイルスに関して講演されました。ヒトヘルペスウイルスは現在8種類見つかっていて、口唇ヘルペス、水痘、帯状疱疹、バーキットリンパ腫、伝染性単核症、手足口病、カポジ肉腫などといった病気を引き起こします。 病気の治療に役立つ遺伝子を人体に導入する遺伝子治療の道具(ベクター)としてヘルペスウイルスを使用する試みもあります。生のウイルスを用いると上に挙げたような病気を発症してしまうため、弱毒化したヘルペスウイルスを用います。