ひぐち歯科、口腔外科・口腔内科メディカルインフォメーション |

電話:072-646-8445

口腔アレルギー症候群による粘膜の赤みと腫れ

メール相談 2013年03月30日

【相談者】2011年1月10日  10代 男性 K
昼飯を食べた直後に上あごが赤くはれました。痛みはないのですが、 まだ腫れています。何なのでしょうか?また、食べ物を食べて、上あごがただれたり、喉がかゆくなったり、腹痛を伴うことがしばしばあります。花粉症のアレ ルギー検査はしているのですが、食物アレルギーの検査も受けたほうがいいのでしょうか?
 
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
食 物によって口やのどの粘膜が赤くなったり、かゆくなったり、腫れたりする場合があります。これはアレルギー反応によるもので、上顎の軟骨蓋に症状が出る ケースをよく見かけますが、この病気を「口腔アレルギー症候群」もしくは「口腔粘膜症候群」といいます。どの食物に反応するかはアレルギーの検査で調べる ことができ、治療法は抗アレルギー薬の内服や注射、漢方薬、減感作療法が中心となります。

ページの一番上へ