東儀洋先生（赤羽牧洋クリニック）の発表です。四診や既往歴から多くの弁証候補が浮かび上がります。それらを総合的に判断して方剤が選択されたプロセスをわかりやすく解説されました。登場した4症例の主訴はいずれも四肢や腰の痛みでした。
症例1
弁証候補
瘀血、風湿、肝胃不和、営衛不和、急作有時、気逆、痰邪、肝陽上亢、陽虚浮揚、肝鬱化火、肝熱、肝風、少陽病、肝脾不和、肝鬱、脾虚湿盛、往来寒熱、肝鬱化熱、湿熱
方剤
四逆散
症例2
弁証候補
風痺、瘀血、肝血虚、腎虚、腎陰陽虚、腎虚、血虚、陰虚火旺、心腎不交、
方剤
疎経活血湯、八味地黄丸
症例3
瘀血、痰気鬱結、肝鬱気滞、脾気虚、肝血虚、脾虚、気滞血瘀、風寒表証、肝鬱、肝陽上亢、寒湿、陽鬱、脾虚湿滞、湿滞、
方剤
当帰芍薬散、香蘇散
症例4
弁証候補
心陰虚、心火亢盛、心血虚、脾虚、心神不寧、肝鬱化熱、肝陽上亢、陽虚浮揚、腎陰虚、肝鬱、陰虚陽盛、肝火上炎、脾気虚、陰虚、
方剤
加味帰脾湯
