今回の講習会は効きなれないワークショップという形で進められました。ワークショップというと身構えてしまいますが、いざ参加してみると何のことはない、 通常の会議の進め方のことだとわかりました。よくある会議の場では議題(アジェンダ)を取り決めて皆で検討し、問題点や解決策を話し合って決め、実施後は 再び会議を開いて成果や問題点、改善策を確認します。ワークショップもこれと同じようなものでした。
このような会議は学生時代にワンダーフォーゲル部で毎週こなしていました。個々の活動計画(山行計画)を立案し、問題点をチェックし、活動後に評価し、その後の活動にフィードバックします。現在も歯学部同窓会の会議で同様の作業を繰り返しています。
正体がわかれば簡単なものです。研修医に対する研修カリキュラムを目標、方策、評価の順に作成していきました。私たちのグループに与えられた課題は「基本的な予防法の手技」についてのカリキュラム作成だったのですが、かなりよく練り上げたものができたと思います。