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カンジダ症の治療法

診察法・検査法 2012年10月03日

カンジダ症の治療の主役は抗真菌剤ですが、歯みがきの練習や正しい口腔ケアによりカンジダ症が 改善することもあります。つまり口の中の衛生状態を保つことが重要なのです。また、ドライマウスの場合は原因により対応が異なりますが、保湿成分が入った マウスリンスやジェルの使用はどのタイプにも効果的です。
ファンギゾンシロップ
ポリエンマクロライド系抗生物質でカビ(真菌)を死滅させます。
1ml(1滴)のファンギゾンシロップを50mlの水に希釈して口に含み、一定時間口の中でぶくぶくした後、飲み込みます。
フロリードゲル1日に4回、ゲルを口角と口腔粘膜に塗布します。
イトリゾール
肥厚性カンジダ症は、ファンギゾンシロップやフロリードゲルによる病変表面へのアプローチだけでは効果が期待できない場合があります。そんなときイトリゾールを内服すると、塗布のみの治療では得られない速やかな効果を発揮します。

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