65歳以上の高齢者では、薬剤の副作用によるものが味覚障害の原因として一番多くなっています。薬剤性味覚障害の発症率は1.9~24.4%で、200種類以上の薬剤が味覚障害を引き起こすとされています。薬剤性味覚障害の発症機序は以下の3通りです。
味物質の運搬阻害
降圧薬、利尿薬、抗ヒスタミン薬などによる唾液分泌量の減少
味覚受容器への影響
薬剤のチオール基、カルボキシル基、アミノ基が亜鉛とキレート反応し、亜鉛の働きを阻害する
神経伝達障害
抗てんかん薬のナトリウムチャネル、カルシムチャネル抑制作用
カルシウム拮抗薬のカルシムチャネル抑制作用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsom/27/1/27_7/_pdf/-char/ja








