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舌痛症(舌ガンと間違いやすい病気 )

症状・病態 2017年09月01日
「舌痛症」とは、舌に外傷や炎症、腫瘍など明らかな病気が見当たらないにもかかわらず、舌の痛みが続く病気をいいます。もちろん舌ガンではないのですが、不安を抱えて来院されるケースが増えています。
舌ガンと舌痛症との違い
〈痛み〉
舌ガン   生じない場合が多い
舌痛症   食事中は痛まないことが多い 何もしていないとき痛みが強くなることが多い
〈粘膜の形態〉
舌ガン  膨らみ(腫瘤)や凹み(潰瘍)が生じる。白くなる
舌痛症  外見上の変化は少ないが、凹み(潰瘍)が生じる。歯の型がつくことがある
〈出現部位〉
舌ガン  舌側面や下面に生じることが多い
舌痛症  舌先や側面に生じることが多い。舌全体が痛むことがある
〈経過〉
舌ガン  腫瘤や潰瘍が拡大する
舌痛症  変化なく症状が継続する。自然に治る場合がある

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