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舌痛症といわれデパスを飲んでいます

メール相談 2012年10月24日

【相談者】2012年10月9日  30代 女性K
1 年前から、左の下の奥の歯ぐきが痛く近くの歯医者さんへ行きました。レントゲンを撮り診察をしていただきましたが異常がなく、大学病院を紹介てもらい口腔 外科に受診しました。レントゲン・MRI・三叉神経など調べましたが異常なし。少し舌の痛みもありましたがその舌も異常なし。
異常ないとのことでしたので、普通に生活していました。今年の、夏前にまた同じ症状があり違う歯医者さんへ受診してレントゲン・CT撮りましたが異常はありませんでした。
食べてる時は、痛みがなく何もしていない時の方が痛みを感じます。今度は耳鼻咽喉科に受診しました。その時に舌痛症といわれ、デパスを飲んでいます。仕事もしていまして、子供もいるのであまり病院に行けません。
この痛みは、舌痛症でいいのでしょうか?毎日が不安です。宜しくお願いいたします。
【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

舌などの粘膜が何もしていない時に限って痛むという点から、舌痛症の可能性が高いと思われます。舌痛症とは舌に限らず、口蓋や歯肉など口腔粘膜が痛む場合を指し、別名「口腔灼熱症候群」ともいいます。
舌痛症はドライマウスや食いしばり、ストレスとの関連が強いものですが、これらの問題については診察を受けられましたか。
治療法としてはデパスが効くケースもありますが、抗うつ薬や抗けいれん薬の方がより効果的でしょう。これらの薬についても相談されることをお勧めします。

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