のどに何かが引っ掛かったような違和感のことをヒステリー球とも梅核気とも咽中炙臠
とも言います。気の流れが悪くなっている状態である気滞に陥り、喉に気が滞るとこの症状が生じます。漢方薬では半夏厚朴湯が代表方剤ですが、円山信二先生(竹原市、円山医院)が類似半夏厚朴湯の針を紹介されました。
陽陵泉 膝の外側
太衝 第1、2中足間関節の前陥凹部
豊隆 脛の外側 外踝尖の上方8寸
内関 掌側腕関節横紋上2寸
天突 胸骨上窩
陰陵泉 脛骨内側顆下縁、陥凹部
肝気を鎮め精神的に安定させることを平肝熄風と言いますが、眉間の印堂に針を打つとこの効果が得られます。両手の合谷(第1、2中手骨間)と両足の太衝に針を打つ四関穴も有効です。耳張りも習いました。



