WEB予約

削らない、抜かない治療法

虫歯のできやすさを調べる方法

虫歯を作らないためには、これらの4要素に応じた対策をとることが理想的ですが、まずは4要素がどのような状況にあるのかを調べ、虫歯リスクを把握する必要があります。その方法について説明しましょう。

砂糖摂取量の把握

一日にどの程度の砂糖を摂取しているか?これを即答できる人は少ないでしょう。多くの飲食物に砂糖が入っているため、無意識に摂取しているからです。実際の摂取量を知るために有効な方法は、日々の飲食記録をつけてみることです。一週間分の食事記録があれば、およその砂糖摂取量が把握できるはずです。

虫歯菌の酸産生能の測定

CAT21ファストで検査可能です。

歯の強度の測定

残念ながら、歯の強度を調べる方法はありません。歯を削る際には歯の硬さがわかりますがかなりの個人差があり、硬くてなかなか削れない歯も、軟らかくて容易に削れる歯もあります。
残念ながら、歯の強度を調べる方法はありません。歯を削る際には歯の硬さがわかりますがかなりの個人差があり、硬くてなかなか削れない歯も、軟らかくて容易に削れる歯もあります。

唾液の量や能力の測定

実際に唾液を出してもらい、一定時間に出る唾液の量を測ります。特に何もしない状態で自然に出てきた安静時唾液量の測定の他、ガムや丸めたガーゼを噛んで出てきた刺激時唾液量の測定があります。唾液には口の中を中性に保つ緩衝能力があり、酸性の乳酸溶液と唾液を混ぜ合わせると唾液の緩衝能力により徐々に中性へと変化していきます。このように、一定時間にどの程度変化するのかを調べることにより、緩衝能力を測定することができます。