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ア―ムチェア徴候

ア―ムチェア徴候

水野泰行先生(心療内科)が紹介された筋緊張の判定法です。顎関節症、食いしばり、上下歯列接触癖、肩こり、緊張型頭痛などに見られる筋緊張は、慢性疼痛を引き起こします。

ア―ムチェア徴候の有無を調べる方法です。椅子に座った患者の両腕を水平になるようにまっすぐ前に出してもらいます。術者は両手で患者の前腕を下から支えます。患者に目をつむってもらい腕の力を抜いてもらいます。術者は支えている両手をそっと離します。力が抜けていれば手は下に落ちます。手が前に伸びたままであれば、筋緊張が強いことが分かります。

Hasuo, Hideaki, et al. “The Usefulness of the Armchair Sign for the Diagnosis of Psychosomatic-Prone Myofascial Pain Syndrome in Patients with Incurable Cancer: A Secondary Analysis of a Prospective Multicenter Observational Clinical Study.” Palliative Medicine Reports 2.1 (2021): 250-254.

https://www.liebertpub.com/doi/pdfplus/10.1089/pmr.2021.0033

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