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歯科治療恐怖症に対する心理療法

2010/10/21

相談: (37歳 女性)

初めまして、17年程前に右下5番を抜歯ブリッジをした4番の箇所に隙間が出来た為、自家歯牙移植の可能性についてのご相談です。現在先生にインプラント、ブリッジ、入れ歯の3通りの選択肢を頂いていますが何れにも決めかね。。。左上親不知を5番への移植の可能性を質問してみた所、CT撮影などして詳しく調べないと分りませんが出来る可能性は非常に低いでしょう。歯の大きさがまず違いますし5番の部位の骨もやせてしまってるでしょうからという説明でした。過去にも自家歯牙移植で本当に有難い思いをしましたので分割して移植するなど可能性があるのならと思いご相談させていただきました。お手数をお掛け致しますが宜しくお願い致します。

回答:口腔内科 樋口均也

15年前に抜歯した右下5番の部分は、骨がやせ細ってしまっている状態でしょうから、この部分に歯を移植する場合は、元の歯より小さい歯でないとサイズが合いません。また、上顎の親知らずは一般的に5番より大きいので移植には適しませんが、「わい小歯」とよばれる小さい歯は例外で、移植が可能となります。

一方、下顎の親知らずについては、根が前後2本に分かれている場合は歯を半分に分割し、どちらかの根を移植することが可能なケースがあります。また別の方法として、やせ細った右下5番の骨を二つに分割して拡大することにより、骨を太くする方法(歯槽堤拡大術)があり、この手術に人工骨を使用したり骨移植術を併用する場合もあります。

2010/10/25

相談: (37歳 女性)

下にも埋もれ生えてきていない親不知が右に1本あります。いずれか移植可能であればいいのですが。。。また、やせ細っている骨を歯槽提拡大術で移植可能になるのであれば、勇気のいる治療ですがその方法も考えたいと思います。できれば早いうちに治療にはいりたいのですが、現在妊娠8ケ月の為時期的にも迷っています。お忙しい中ご連絡ありがとうございました。

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