口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

電話:072-646-8445

粘液のう胞ができる理由(発生機序)

粘液のう胞の発生機序

小唾液腺で作られた唾液は導管という管を通って出てきますが、導管が何らかの理由で傷つくと、唾液が周囲の組織に漏れ出して溜まっていきます。こうなると粘膜下組織が風船状に膨らんで粘液のう胞が発生し、粘膜の表面が半丘状に膨らんだ形になります。以上が粘液のう胞の一般的な発生機序と考えられており、「溢出型」と呼ばれています。

導管が傷ついて唾液が溢出し始める  唾液が溜まって風船状に膨らむ
導管が傷ついて唾液が溢出し始める  唾液が溜まって風船状に膨らむ
 

粘液のう胞の発生機序としては、「貯留型」説もあります。これは、導管が何らかの理由で詰まって唾液が流れなくなり、導管や小唾液腺内に溜まって膨れ上がるというものです。実際には溢出型が優勢で、貯留型は少数派のようです。

貯留型

導管が詰まって唾液が溜まる
   

ところで、導管が傷ついたり詰まったりする原因は何なのでしょう?残念ながら、その理由はよくわかっていません。一般的には、噛んで傷つけたり、矯正器具や義歯の金具で傷つくことが理由として挙げられています。また、怪我をして歯が欠けたり、虫歯で穴があいた場合も考えられます。

ページの一番上へ