口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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口腔顔面痛 患者様の声16

高槻市 43歳 女性

20年顎関節症を患っており、ちょうど3年程前、突然体調が激変し、言葉で表現できない程の顔面周りの激痛、手足のしびれ、痙攣、発熱、頻脈、呼吸困難、心臓がつかまれるような、心臓が止まるのではないかと夜中に何度も飛び起きるといったパニック障害の症状、極度のめまいと吐き気でほとんど食事も摂れない、睡眠もほとんど取れないなど、書けばきりがないほどの症状が長く続き、どこに治療に行けばいいのかもわからず、心療内科、東洋医学の治療、大学病院も転々とし、どこへ行っても原因がわからず、薬を処方されてもひどくなるばかり。変な病名をつけられたり、心因性という便利な言葉で逃げる先生がほとんどで、他の科へ次々にたらい回しにされる、そんな日々が7か月以上続きました。初めはなんとしてでも治すという気力を持ち続けていましたが、あまりにも現実は生き地獄で、お医者さんの言葉に何度も傷つけられ、次第に絶望感で心を埋め尽くされてゆき、苦しみで疲れ果て、もう死ぬことしか考えられない日々を送っていました。とうとう行動にも移すようになった頃、ほとんど何も希望を持たずに、父親の行きつけの歯科の先生からの紹介で、樋口先生の診察を受けました。 

その日の私はほとんど狂気の沙汰で話にもならなかったと思います。それまでのお医者さんに対する不信、怒りからとても失礼な態度を取っていたと思います。本来の自分を完全に見失っていた私に先生は根気よく向き合い、「痛みはありますか?」とその一点だけを聞いて薬(リリカ)を処方して下さいました。その日はまだ苦しかったものの、何か今までとは違う、症状に変化があるような気がする、と完全に諦めていた私に微かな希望の光が射しました。それでもしばらくは苦しい日々が続きましたが、「原因がわからなくても治せるんです」という言葉に強く励まされました。そして、1か月後には本当に地獄のような苦しみがだんだんと緩和され、ずっとベッドに寝たきりでガリガリに痩せ細っていた私が、初めて自分で起きてきて家族がびっくりしていたのをよく覚えています。

 それから約2年半が経ち、まだいくつかの症状はあるものの、リリカの減薬に成功し、飲まなくてもあの恐ろしい痛みは出ないというところまで回復しました。あの日、樋口先生に出会っていなければ、今の私はなかったと思います。私の母は同じようなことが原因で、自死をしております。私が今生きられているのは奇跡だと感じてますし、本当に間一髪のご縁で命を救われたと思っております。樋口先生をはじめ、スタッフの皆様には本当に言葉で言い尽くせない程の感謝の気持ちで一杯です。問診をして下さった担当の衛生士さん、いつも長い時間をかけて丁寧に話を聞いて下さり、ありがとうございました。完治するにはもう少し時間が必要ですが、今は希望を持って毎日を過ごすことができています。

 それにしても私に必要な薬と出会うのにどれ程の時間がかかったのかと改めて思います。私のようなどの科にも属さないような、どの病名もつかないような症状の患者が行き場を失って孤立し、無情に時が流れないように、母や私のように絶望の淵に追いやられないように、樋口先生のようなお医者様がこれからもっと増えていくことを切に願っております。 また何かお世話になることがありましたら、その時はどうぞよろしくお願いいたします。この度は本当に本当にありがとうございました。皆様の末永いご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

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