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口腔・咽頭の性病

性病は性交渉によって感染する病気で主に性器に症状が現れますが、中にはオーラルセックスにより口の中やのどに症状が現れる場合もあります。オーラルセックスの後、しばらくして口腔や咽頭に現れる症状には以下のようなものがあります。

口やのどが赤くなったり痛んだりする
口やのどにできもの(腫瘤)ができる

これらの症状はさまざまな原因によって現れるもので、必ずしも性病と確認できるわけではありません。ただし、オーラルセックス後早期に現れた場合には、性病の可能性を念頭に診察を受ける必要があります。

口やのどが赤くなったり痛んだりする

淋病、クラミジア感染症、伝染性単核症、エイズ(急性期症状)で主に咽頭粘膜の発赤や疼痛が生じます。ヘルペスウイルス感染症では口腔粘膜や咽頭粘膜にアフタ性口内炎やびらんが生じ、激しい痛みを伴います。

口やのどにできもの(腫瘤)ができる

梅毒(Ⅰ期)では口腔粘膜や咽頭粘膜に初期硬結や硬性下疳が生じます。ヒトパピローマウイルス感染症では口腔粘膜や咽頭粘膜に尖圭コンジローマ、扁平乳頭腫、尋常性疣贅、がんが生じます。

 

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